自分より年収が高い女性のこと

年収の話になると、なぜ少しだけ心がざわつくのだろう
6月も後半になりました。
梅雨の晴れ間に洗濯物を干しながら、ふとスマホを見ていると、同世代の女性たちの活躍が流れてきます。
「年収800万円になりました」
「マンションを購入しました」
「会社で管理職になりました」
そんな投稿を見るたびに、私は一瞬だけ画面を閉じたくなることがあります。
もちろん嫉妬なんてしたくありません。
頑張っている人は素直にすごいと思います。
でも、その気持ちと同時に、胸の奥のどこかで小さな痛みが生まれるのです。
私は30代独身。
年収は300万円ほど。
生活に困っているわけではありません。
お気に入りのコスメも買えるし、たまにカフェにも行けます。
だけど、自分より年収が高い女性を見ると、どうしても比べてしまう日があります。
それはお金が欲しいからではありません。
本当に欲しいのは、お金の向こう側に見える「自信」なのだと思います。
年収が高い女性を見ると、
「きっと仕事ができるんだろうな」
「毎日充実しているんだろうな」
「将来の不安も少ないんだろうな」
そんな想像を勝手にしてしまいます。
そして気づけば、自分にないものばかり数えているのです。
でも冷静に考えると、その人の人生を私は何も知りません。
SNSに映っていない夜もあるはずです。
眠れない日もあるはずです。
泣きながら仕事をした日もあるはずです。
それなのに私たちは、数字だけで人生の価値を測ろうとしてしまいます。
年収という数字は分かりやすいからです。
だから比較しやすい。
そして比較できるものほど、人は苦しみやすいのだと思います。
オーストラリア発オーガニックコスメブランド【ジュリーク(Jurlique)】婚活市場で感じる見えないプレッシャー
婚活をしていると、不思議な空気を感じることがあります。
昔は男性の年収ばかりが話題になっていました。
でも最近は少し変わってきました。
女性側にも「経済力」が求められる場面が増えています。
プロフィール欄に職業を書くとき。
年収欄を見るとき。
相手から仕事内容を聞かれたとき。
そのたびに少しだけ緊張します。
私は自分の仕事を恥ずかしいと思ったことはありません。
一生懸命働いてきました。
飲食業界でも美容業界でも、多くのお客様と向き合ってきました。
誰かを笑顔にする仕事が好きでした。
でも婚活の世界では、その経験が数字になりにくいことがあります。
一方で、年収の高い女性は眩しく見えます。
キャリアもある。
収入もある。
自立もしている。
まるで完璧に見えてしまいます。
だけど実際は違うのかもしれません。
以前、年収1000万円を超える女性のインタビュー記事を読んだことがあります。
そこには意外な言葉が書かれていました。
「年収が上がるほど恋愛が難しくなった」
という言葉です。
私は驚きました。
お金があれば何でも解決すると思っていたからです。
でも現実はそう単純ではありません。
収入が高いからこその孤独。
責任。
プレッシャー。
周囲との価値観のズレ。
そういう悩みも存在するのです。
結局、人はどの場所にいても悩みを抱えています。
年収300万円の悩みもある。
年収1000万円の悩みもある。
苦しみの種類が違うだけなのかもしれません。
#PR 楽天総合1位を獲得した泡洗顔がパワーアップ!定期初回2,200円本当は羨ましいのではなく、置いていかれるのが怖い
最近気づいたことがあります。
私は年収が高い女性を羨ましいと思っているわけではありませんでした。
本当に怖かったのは、
「自分だけ置いていかれること」
だったのです。
周囲が成長していく。
結婚する。
転職する。
収入が上がる。
新しい挑戦をする。
そんな姿を見るたびに、
私は何も変わっていない気がしてしまうのです。
でも、ある夜。
ブログを書いているときにふと思いました。
本当に私は止まっているのだろうか、と。
飲食業界から美容業界へ。
そして会社員からフリーランスへ。
婚活だって続けている。
失敗もした。
泣いた日もあった。
それでも前に進んでいる。
派手ではないけれど、自分なりの速度で歩いてきたはずです。
人生はマラソンではなく登山に似ています。
同じ山を登っているように見えて、実はみんな違う山を登っています。
だから比べても意味がないのです。
富士山を登る人もいれば、高尾山を登る人もいる。
海辺を散歩している人だっている。
進む方向そのものが違うのです。
それなのに私たちは、なぜか他人の地図を見ながら焦ってしまいます。
そして私は、年収1000万円の女性を羨ましくなくなった
ここで少し意外な話をします。
先日、ある女性経営者のインタビュー動画を見ていました。
年収は1000万円を超えています。
会社も順調。
見た目も綺麗。
SNSでは憧れの存在です。
私は当然、幸せそうだと思っていました。
でも彼女はこう言いました。
「私は今、心から話せる友達が一人もいません」
と。
画面の前で固まりました。
そして続けてこう言ったのです。
「年収は増えたけど、昔コンビニでアイスを食べながら友達と笑っていた頃の方が幸せだったかもしれない」
その言葉が妙に心に残りました。
私はずっと勘違いしていたのかもしれません。
年収が高い女性を羨ましいと思っていた。
でも本当は違いました。
私が欲しかったのはお金ではありません。
安心感でした。
誰かと笑える時間でした。
疲れた日に「お疲れさま」と言ってくれる人でした。
つまり、私が求めていたものは通帳には載らないものだったのです。
もちろんお金は大切です。
生活を守るためにも必要です。
だけど人生の幸福度を決める最後の一枚ではありません。
むしろ私たちは、そのことを忘れやすい時代に生きています。
SNSを開けば誰かの成功が流れてくる。
比較は簡単です。
でも本当に比べるべきなのは、昨日の自分なのかもしれません。
去年の私より少し優しくなれたか。
少し強くなれたか。
少しだけ自分を好きになれたか。
その積み重ねの方が、年収の差よりずっと大きな価値を持つ気がしています。
だから今日も私は、自分より年収が高い女性を見かけても焦らないようにしたいと思います。
なぜなら、その人の人生と私の人生は別の物語だからです。
そして誰にも見えていないけれど、私は私なりにちゃんと前へ進んでいるからです。
案外、人生で一番豊かな人は、年収が高い人ではなく、自分の人生を好きになれた人なのかもしれません。
【参考サイト】
・総務省統計局 家計・労働関連統計
・厚生労働省 女性の就業状況関連資料
・国税庁 民間給与実態統計調査
・各種キャリア・婚活メディアにおける女性の年収と結婚観に関する調査記事
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