繰り返し使えるアイテムで始めるエコな生活

例えば、コンビニで手にするプラスチックのスプーンやフォーク、スーパーのビニール袋、一度使ったら終わりの紙ナプキンなど、考えてみると日常生活で私たちがどれだけのものを捨てているのか、気付きます。
でも、こうした習慣を少しずつ見直して、使い捨てずに繰り返し使えるアイテムに変えていくだけで、ごみの削減につながるだけでなく、毎日の生活がちょっとだけ豊かになる気がします。
環境省の調査によると、日本では年間約940万トンものプラスチックごみが出ています。
この数字を少しでも減らすために、身近なアイテムから始めてみるのはどうでしょうか?
今日は、そんな繰り返し使えるアイテムの魅力や私の実体験をお話しします。
私が見直した使い捨てアイテムたち

マイバッグ:小さなエコからの第一歩
数年前からスーパーでのレジ袋が有料化され、「エコバッグを持つのが当たり前」という空気になったものの、正直最初は面倒くさく感じていました。
でも、ある日おしゃれなデザインのエコバッグを見つけたことで、気持ちが変わりました。それは北欧ブランドのトートバッグで、丈夫なキャンバス地にかわいいイラストがプリントされているもの。買い物に行くたびにテンションが上がるようになり、自然と習慣化できました。バッグの中にはいつも2–3枚入れておくことで、急な買い物にも対応できるようになっています。
私が特に気に入っているのは、シンプルながら丈夫なデザイン。何度も洗濯してもへたれないので、長く使えるのも嬉しいポイントです。私が愛用しているのは、北欧ブランドの“Fjällräven”のエコバッグで、地元の雑貨店で購入しました。そのほか、インターネットでも多くのデザインが選べるので、自分にぴったりのものを見つけるのが楽しいです。エコバッグを持つようになってからは、「レジ袋要りますか?」と聞かれるたびに堂々と「いりません」と答える自分に、小さな誇りすら感じます。
ポイント:デザインが気に入るものを選ぶと続けやすい!
布ナプキンで始める”新しい”ライフスタイル

次に挑戦したのが、布ナプキン。女性ならではのアイテムですが、使い捨ての紙ナプキンやティッシュに代わるものとして注目されています。
初めて使うときは少し抵抗がありましたが、意外と簡単でお手入れも楽。使い心地も柔らかく、特に肌が敏感な人におすすめです。洗って何度も使うことで、ものを大切にする気持ちが芽生えました。
初めは布ナプキンを買うことに少しためらいもありました。特にお手入れが面倒に感じるのではないかと思ったからです。しかし、購入時に選び方を工夫すれば、意外と簡単に取り入れられます。例えば、初心者には小さめの布ナプキンセットがおすすめです。価格帯は1枚500円から1,000円程度が多く、無地やシンプルな柄から選べます。
実際に使い始めてみると、慣れてくるものです。夜にまとめて手洗いする時間が意外にもリラックスできる時間になりました。洗い終わって干してあるナプキンが風になびいている様子を見ると、自分が少しでも環境に貢献していると実感できます。
布ナプキンの利点
- 環境に優しい
- コスパが良い
- 肌に優しい
初めは少量から試し、慣れてきたら種類を増やしてみるのがおすすめです。例えば、オンラインショップでは”布ナプキン専門店”やエコグッズを扱うサイトで購入できます。価格帯は1枚500円から1,000円程度が主流で、無地や花柄などデザインも多種多様です。また、好きな色や柄を選ぶと使うたびに気分が上がります。
繰り返し使えるおすすめアイテム

1. ステンレス製ストロー
カフェでアイスラテを飲むとき、プラスチックのストローが当たり前だった私ですが、ステンレス製のストローを持ち歩くようになりました。おしゃれで丈夫、洗って何度でも使えるのでとても便利です。選ぶ際には、サビに強いステンレス素材のものや、シリコンカバーが付いたタイプを選ぶと、より快適に使えます。また、専用のブラシで定期的に洗浄することで、清潔に保てます。今では友達とカフェに行くたび、「それどこで買ったの?」と聞かれることもしばしば。
最初はステンレス製のストローに違和感を感じることもありましたが、持ち歩くうちに自分に合った使い方を見つけました。例えば、専用のケースを一緒に持ち歩けば清潔に保てるし、洗浄用のブラシがセットになっているものならお手入れも簡単です。
2. ガラス容器
プラスチック製の保存容器をガラス製に変えたことで、料理を詰め替える手間も減り、そのまま電子レンジやオーブンで温められるのが便利!見た目も透明感があって、冷蔵庫の中が整然と見える効果も。
ガラス容器に変えて一番驚いたのは、その耐久性と多用途性。食材を保存するだけでなく、そのままテーブルに出してもおしゃれに見えるので、余計な洗い物が減りました。私が愛用しているのは”Pyrex”の耐熱ガラス容器で、特に蓋付きタイプが便利です。サイズは500mlや1Lのものが使いやすく、オンラインショップやキッチン用品店で手軽に購入できます。友人が来たときに「この容器素敵だね」と言われるのも嬉しい瞬間です。
3. 蜜蝋ラップ
食材の保存に欠かせないラップを、蜜蝋ラップに変えてみました。天然素材で作られたこのラップは、野菜や果物を包むのにぴったり。使い終わったら水洗いするだけなので、お手入れも簡単です。
私が特に気に入っているのは、蜜蝋ラップの手触りと香り。自然由来の素材だからこそ、使うたびにホッとする安心感があります。冷蔵庫を開けたときに、カラフルな蜜蝋ラップが目に入ると、料理へのモチベーションも上がります。
使い勝手とポイント:
- 初期費用はかかるが長く使える
- キッチンに映えるおしゃれなデザインも豊富
繰り返し使うアイテムがくれる小さな幸せ
お気に入りのアイテムを繰り返し使うことで、ものへの愛着が増し、生活にちょっとした彩りが生まれる気がします。以前は無意識に使い捨てていたものを、丁寧に使う時間が心地よく感じられるようになりました。
蜜蝋ラップで包んでおいたレモンを使ってハーブティーを淹れた朝、その香りと色が食卓を明るくしてくれました。その瞬間、「今日も良い一日が始まりそう」と思えたことが、私にとって小さな幸せです。また、友人に「これ素敵だね」と褒められたとき、選んだアイテムへの愛着がさらに深まりました。

ある朝、蜜蝋ラップで包んでおいたレモンを使ってハーブティーを淹れたとき、「今日も良い一日が始まりそう」と思った瞬間、こんな小さな変化が私の心を豊かにしているんだなと実感しました。
また、友達を家に招いたときに、「これ手作り?」と聞かれることがあり、自分の選んだアイテムや使い方を話す時間も楽しいひとときです。シンプルだけれども温かみのあるアイテムたちが、私の生活の一部となり、暮らしの満足度を高めてくれます。
まとめ:まずは一歩から始めよう


繰り返し使えるアイテムを取り入れることは、エコであるだけでなく、自分の生活を少しずつアップデートすることでもあります。
最初は小さなことからで大丈夫。例えば、エコバッグを一枚用意してみたり、普段使っているラップを蜜蝋ラップに替えてみたりするだけでも、変化を実感できるでしょう。また、毎日の生活に取り入れやすいものを選ぶことで、無理なく続けられる習慣になります。お気に入りのエコバッグを買う、ストローを変える、そんな第一歩が未来の地球と自分を変えるきっかけになるはずです。
私自身、まだまだ改善の余地はありますが、一つずつ取り組むことで確実に変化を実感しています。もしこの記事を読んでいるあなたが、「ちょっとやってみようかな」と思ってくれたなら、それが何よりの喜びです。
あなたも今日から始めてみませんか?
次回は、もっと便利で素敵なエコアイテムをご紹介する予定です!お楽しみに♪

