“LINEがそっけない”彼の行動に悩んだ私が学んだ大人の恋愛術

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コーヒーを飲む女性
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彼を信じる? 疑う? 恋をするのに大切なものとは

コーヒーを飲む女性

朝、コーヒーを飲みながら思ったこと

土曜の朝。お気に入りのマグにコーヒーを注いで、ベランダに出ました。 うっすらと肌寒い空気のなか、桜の花びらが風に乗ってひらひらと舞っていく。その様子をぼーっと眺めながら、「季節が変わったなぁ」と、小さなため息をひとつ。

そして、ふと頭に浮かんだのは彼のこと。 「本当に彼は私のことを好きなんだろうか?」 「昨日のLINE、どうしてあんなにそっけなかったんだろう」

信じたい気持ちと、疑ってしまう気持ち。その狭間で、コーヒーの香りに癒されながらも、胸の奥がざわついていました。

30歳、独身、婚活中。もう「好き」だけでは突っ走れない。信じることと疑うことのバランスを取るのは、思っているよりもずっと難しいのだと感じます。

信じることが怖くなった、あの経験

20代後半、私には「運命かも」と思った人がいました。 穏やかで誠実、連絡もまめ。友達に紹介しても「いい人じゃん」と太鼓判を押されるような彼でした。

でも、彼が転職して忙しくなった頃から、連絡の頻度が少しずつ減っていって。 最初は「仕事が大変なんだろうな」と自分に言い聞かせていたけれど、インスタのストーリーで知らない女の子と旅行している写真を見つけたとき、胸が凍りました。

「信じるべきだったのか、もっと早く疑うべきだったのか」 そんな葛藤の中で、私は自分を責めました。信じて傷ついた自分に、腹が立ちました。

「もう、恋愛で自分を壊したくない」 そう思ったのは、たぶんその時からです。心のどこかに壁を作ってしまった私が、それでもまた恋をしようとしている。それだけで、今の私にとっては大きな一歩です。

恋愛に必要なのは「確信」ではなく「余白」?

最近、ある本を読んで「なるほど」と思った言葉があります。 “完璧な信頼関係より、安心できる余白”

恋愛って、「この人なら絶対に大丈夫!」って確信できることは、実は少ないのかもしれません。だけど、ちょっとした不安があっても、それでも一緒にいたいと思える関係。その“余白”が心地よい距離感を生むのではないでしょうか。

例えば、LINEの返信が遅くても「きっと忙しいのね」と自然に思える。 あるいは、「返事がそっけなくても、彼なりのペースなんだろう」と受け止められる。

完璧を求めすぎると、自分の中の疑念を育ててしまう。 そう気づいたとき、少しだけ気持ちが軽くなった気がしました。

【実話】最近の彼とのやりとりで感じたこと

スマホを見る女性

数か月前、マッチングアプリで出会った彼。最初の印象は「物静かだけど、誠実そうな人」。LINEのやり取りも丁寧で、やさしい気遣いを感じました。

でも、ある日を境に既読スルー。 「あれ、またかも…」と過去のトラウマが一気に蘇ってきて、心がざわざわ。

けれど3日後、「仕事が立て込んでてごめん」と長文のメッセージが届きました。 しかも「来週末、もし空いてたらごはん行こう」と、ちゃんと未来の話も添えて。

そのとき、不安に飲み込まれなくて本当によかったと思いました。 疑うことは自分を守る術。信じることは、未来を見ようとする勇気。 どちらが正しい、という話ではない。 どちらも必要だからこそ、丁寧に向き合いたいと思うようになったのです。

不安を整理するために私が使ってる“ちょっとしたノート術”

不安になったとき、感情をそのまま放置すると、頭の中でどんどん肥大化していきます。

だから私は、夜寝る前に「感情ノート」をつけるようにしています。 方法はシンプル。1日1ページ、「不安だったこと」「よかったこと」を3つずつ書くだけです。

書く項目具体例
不安だったこと・LINEの返信がなかった・返信の絵文字が減った
よかったこと・返信は来た・仕事が順調そうだった

このノートをつけるようになってから、自分の気持ちの波に気づけるようになりました。 「今日は気にしすぎだったな」とか「ちゃんといいこともあったな」と振り返ることで、不安が“情報”として整理されていくんです。

私は無印良品のB6ノートを使っています。シンプルな紙面だから、感情を書き出すのにぴったり。ベッドサイドに置いて、寝る前5分で書いています。

疑いから信頼に変わるには“積み重ね”がカギ

「信じるって決めたら、それでいいんじゃない?」と言われることもあります。 でも、信頼って一日で築けるものじゃない。 日々の小さなやり取り、ささやかな約束、そういった積み重ねが信頼になっていくのだと思います。

たとえば、週末に「今週もお疲れさま」と一言くれるLINE。 あるいは、「来月のライブ、一緒に行こうね」と未来の予定を話してくれること。

そういう“日常の一瞬”が、じわじわと心の距離を近づけてくれる。

▼信頼度の変化(私の実体験をもとにした表)

以下は、彼との関係の中で感じた信頼度の変化を、時系列に沿って表にしたものです。

出来事信頼度(%)
初対面10
3回目のデート30
初めての旅行50
1ヶ月記念65
ケンカのあと55
半年後80

ゼロからいきなり100にはならない。 でも、10が20に、20が30になるだけで、人は安心できる。

小さな違和感には敏感に。でもすべてを疑わないこと

スマホを見る女性

30代になると、恋愛においても感覚が鋭くなります。 「何か変だな」「いつもと違う」そんな小さなサインに気づけるようになる。

でも、違和感=裏切りではないということも、同じくらい大切。 単に仕事で疲れているだけかもしれない。 相手がひとりの時間を大切にしたいと思っているだけかもしれない。

そんなときは、「彼はどう思っているか」よりも、「私がどう感じたか」を見つめることが大切。 そして、その気持ちを素直に伝えることで、相手との信頼が深まることもあると思います。

まとめ:恋をすることは、じぶんを信じること

恋をするということは、彼を信じるだけじゃなくて、自分自身の心を信じること

「この人、ちょっと気になるな」 「なんだか最近、返信が冷たいな」 そんなふうに感じた時、まずは自分の心の声を聞いてあげる。

「私は、どうしたい?」 「私は、本当は何が不安なの?」

そうやって向き合った先に、本当の信頼関係が生まれるのかもしれません。

恋をすることは、時に怖い。 だけど、心が震える瞬間があるから、人生は少しだけ美しくなるのかもしれない。

そんなふうに思えた、春の朝でした。

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