30代独身女子の不妊検査体験記|今できることを始めよう

30代になると、ふと「私、将来子どもを持てるのかな?」と思う瞬間ってありませんか? 結婚はまだでも、いつかのために自分の体を知っておきたい。 そんな思いから、私は思い切って 不妊の検査 を受けることにしました。
「不妊検査ってどんなことをするの?」 「費用はどれくらいかかるの?」 「痛いのかな?」
こんな疑問を持つ30代女子のために、私の実体験とともに 不妊検査の内容や気づき をシェアしていきます。
1. きっかけは友達の妊活話
30代も半ばに差し掛かると、友達との会話の内容も変わってきます。 20代の頃は恋愛や仕事の話がメインだったのに、最近は 妊活、結婚、健康の話 が増えてきました。
ある日、久しぶりに会った大学時代の友人が「実は1年以上妊活してるんだけど、なかなか授からなくて…」と打ち明けてくれました。
「えっ、そんなに大変なの?」と思ったけれど、よく聞くと 妊娠ってそんなに簡単なものじゃない らしい。
さらに、「30代後半になると、妊娠の確率は一気に下がる」とも聞いて、急に他人事じゃなくなりました。
帰宅後、ネットで調べてみると、35歳を超えると妊娠率が急激に下がる というデータが。
年齢 | 妊娠率(自然妊娠) |
---|---|
20代 | 約50% |
30~34歳 | 約40% |
35~39歳 | 約25% |
40歳以上 | 約10%以下 |
「え、もう私やばいかも?」と焦った私は、まず 自分の体を知るために不妊検査を受けよう と決意しました。
2. 不妊検査って何をするの?

「不妊検査」っていうと、なんだか大げさな気がしますよね。
でも、実際には 妊娠しやすいかどうかを知るための健康診断 のようなもの。
私が受けた検査はこんな感じでした。
① 基礎体温の確認
基礎体温を測ることで 排卵の有無やホルモンバランス をチェック。
私はアプリでつけていたけど、 毎朝同じ時間に測るのが大事 だと教えられました。
② 血液検査(ホルモン検査)
生理周期に合わせて、エストロゲン、プロゲステロン、FSH、LH などのホルモンを調べます。
「この数値が低いと卵巣の働きが弱い」と言われ、ちょっとドキドキ。
③ 超音波検査(エコー)
内診で 卵胞の成長や子宮の状態 をチェック。
これが意外と リアルタイムで自分の卵巣の様子が見れる ので興味深かったです。
④ 子宮卵管造影検査(HSG)
これは 卵管の詰まり を確認する検査。
「痛い」と聞いていたけど、私は 鈍い生理痛みたいな感じ でした。
他にも フーナーテスト、AMH検査 などがありますが、どの検査を受けるかは クリニックと相談しながら決める のが良いです。
3. 不妊検査を受ける前に準備したこと

いざ検査を受けようと思っても、 どこで受けるか 、 費用はどれくらいかかるか も気になりますよね。
① クリニック選び
・不妊専門のクリニック ・産婦人科(一般の婦人科)
私は 不妊専門クリニック を選びました。 理由は 検査の種類が充実している から。
② 費用の確認
検査の費用は 保険適用されるものと自費のもの があります。
検査項目 | 費用(目安) |
---|---|
基礎体温チェック | 無料(アプリで管理) |
ホルモン検査(血液検査) | 5,000~10,000円 |
超音波検査(エコー) | 3,000~5,000円 |
子宮卵管造影検査 | 10,000~20,000円 |
AMH(卵巣年齢)検査 | 5,000~8,000円 |
合計 30,000~50,000円程度 かかることが多いですが、 補助金制度 を利用できる場合もあります。
③ 予約とスケジュール調整
生理周期によって 受けられる検査のタイミングが異なる ので、早めの予約がおすすめ!
4. 実際に受けてみた感想
最初は緊張したけど、医師やスタッフが優しくて、 思っていたよりもリラックスできました。
特に 超音波検査で自分の卵胞を見た瞬間 は、
「これが私の体の中にあるのか…!」と 感動 しました。
5. 30代だからこそ考える「妊娠の準備」

不妊検査を受けて気づいたことは、「今からできること」があるということ。
・栄養バランスの良い食事(ビタミンやミネラルを意識)
・適度な運動(ヨガやウォーキングなど無理なく続けられるもの)
・ストレス管理(趣味やリラックスする時間を確保)
・良質な睡眠(睡眠時間の確保と寝る前のスマホ習慣の見直し)
・体を冷やさない工夫(温活、白湯を飲む習慣)
日常の小さな積み重ねが、未来の妊娠に繋がる と思うと、今からできることを大切にしたいです。
例えば、私自身も食生活を見直し、鉄分・葉酸を多く含む食材を積極的に取り入れるようになりました。また、朝に白湯を飲むことで体の冷えを改善し、リラックスする時間を意識して取るようにしました。
仕事で忙しくても、ちょっとした意識を変えるだけで体調の変化を感じることができるので、できる範囲で取り組んでいこうと思います。
6. まとめ


不妊検査は 「妊活するためのもの」ではなく、「自分の体を知るためのもの」 でした。
「今は結婚も考えていないし…」と思っていても、 未来の選択肢を広げるために、自分の体を知ることは大事 だと感じました。
また、検査を受けたことで 自分の体と向き合う大切さ も実感しました。普段は気にしていなかった ホルモンバランスの変化や生活習慣 が、将来の妊娠にどれほど影響するのかを知るだけでも意識が変わります。
さらに、検査後は 食生活を見直すきっかけ になり、栄養バランスを意識するようになりました。例えば、葉酸や鉄分を意識して摂取したり、カフェインの摂取を控えたりすることで、少しずつ自分の体に対するケアが変わってきました。
些細なことでも 今の自分が未来の自分を作っている と思うと、できることを少しずつでも始めていこうという気持ちになります。
30代の今だからこそ、 自分の健康を知り、未来に備えることが大切 です。できることから始めてみるのがおすすめです!

