髪の毛がパサパサになる原因は? 傷んだ髪の改善方法と日常ケアのコツ

髪がパサパサ…私だけ?と思っていたあの日
「朝はちゃんとブローして出たのに、会社に着くころには髪が広がってる…」そんな経験、あなたにもありませんか?
30歳、都内で一人暮らし中の私は、朝のスタイリング次第で1日の気分が左右されるほど、髪のコンディションに敏感です。パサついた髪を見て落ち込んだ日も少なくありません。特に乾燥する季節は、髪がゴワゴワと広がってしまい、「私だけこんなに傷んでるの?」と不安になることもありました。
この記事では、そんな私のリアルな悩みと体験を交えながら、髪の乾燥や傷みの原因とその改善方法について、分かりやすく、そして温かみをもって丁寧にご紹介していきます。
髪の乾燥の原因とは?まずは根本を知る
- 頭皮と髪の水分不足
- 紫外線・ドライヤー・アイロンなどの熱ダメージ
- 間違ったヘアケアや生活習慣
水分不足は、髪がパサつく最大の要因のひとつ。年齢を重ねると皮脂の分泌量が減り、髪の水分バランスが崩れがちです。
熱ダメージにも注意が必要です。高温のアイロンやドライヤーを頻繁に使うと、キューティクルが剥がれてしまい、ツヤが失われてしまいます。
また、強く擦るシャンプーや自然乾燥などの誤った習慣も、乾燥の原因に。毎日の小さな積み重ねが、数ヶ月後の髪質に大きく影響します。
シャンプー選びが髪質を変える
- アミノ酸系シャンプーを選ぶ
- 洗浄力の強すぎるシャンプーは避ける
- 自分の頭皮タイプに合った製品を使う
私は以前、メントール系の強いシャンプーを使っていました。洗い上がりはスッキリして爽快感があり、「しっかり洗えた感覚」がクセになっていたのですが、実際はその清涼感の裏で、髪の水分がどんどん奪われていたのです。その結果、髪の毛は常にパサパサで、まとまりが悪く、スタイリングに時間がかかるようになってしまいました。
ある日、ふとシャンプーの成分表をチェックしてみたところ、「ラウレス硫酸Na」という強い洗浄成分が使われていることに気づきました。これは食器用洗剤にも含まれるほど強力な界面活性剤で、頭皮や髪に必要な皮脂まで取り除いてしまう可能性があると知り、ショックを受けたのを今でも覚えています。
そこで、思い切ってアミノ酸系シャンプーに切り替えることにしました。初めは泡立ちが少なく、物足りなさを感じたものの、1週間ほど使い続けると髪のまとまりやツヤが明らかに戻ってきて、指通りも格段に改善されました。洗っている間にも、髪がきしまず、しっとりと潤っているのが分かるようになりました。
特に乾燥肌タイプの方は、低刺激でノンシリコンのものを選ぶのがおすすめです。ノンシリコンだからといってパサつくわけではなく、むしろ髪や地肌への刺激が少ないため、長期的に使えば使うほどストレスフリーな髪と頭皮を実感できます。私は今、毎日のシャンプータイムが癒しの時間になっていますし、自分に合ったアイテムを選ぶことの大切さを改めて感じています。
トリートメントは毎日?頻度と使い方を見直そう
- 週2〜3回の集中ケアでOK
- 髪の中間〜毛先につけるのが基本
- 5〜10分放置してしっかり浸透させる
トリートメントは、つい毎日使いたくなりますが、必要なのは正しい頻度と使い方。
私のおすすめは「ながら美容」。週2回のバスタイムに、湯船で温まりながらじっくりトリートメントを浸透させています。髪の中間から毛先に向かって揉み込むように塗ると、仕上がりが格段に違います。
ドライヤー前にオイルやミルクをプラスすれば、補修効果がさらに高まります。
髪のダメージを受けやすい習慣とは

- 毎日高温のアイロンを使っている
- 髪が濡れたまま寝てしまう
- タオルでゴシゴシこする
特に注意したいのは濡れた髪への対応です。キューティクルが開いた状態で放置すると、摩擦や乾燥でどんどんダメージが蓄積されます。
以前、疲れて髪を乾かさずに寝たら、翌朝には毛先がチリチリに。以来、ドライヤーのルールは「寝る前必須」と決めています。できればマイクロファイバータオルで優しく水分を吸い取り、熱ではなく風で乾かすイメージで丁寧に仕上げていきましょう。
ブラッシングの方法で髪が変わる
- 毛先から優しくとかす
- クッション性の高いブラシを選ぶ
- 朝晩のブラッシングを習慣に
ブラッシングは、「するかしないか」で髪のまとまりが大きく変わります。
私は天然毛ブラシ(豚毛・猪毛)を愛用中。静電気も起きにくく、自然なツヤを出してくれる優れものです。特に朝は、髪にオイルを1〜2滴なじませてからブラッシングすると、パサつきがグンと抑えられます。
ドライヤーの温度と距離がポイント
- 温風は20cm以上離す
- 根元から毛先に向かって乾かす
- 最後に冷風で仕上げる
ドライヤーは、使い方ひとつで「ダメージ要因」にも「補修タイム」にもなる、まさに髪の運命を左右するアイテムです。
熱を与えすぎると髪内部の水分が一気に蒸発してしまい、キューティクルが開いたまま固まり、結果としてゴワつきや枝毛の原因になります。これを防ぐには、温風で乾かした後に冷風で仕上げるという2ステップがとても重要です。
特に冷風は、開いたキューティクルを引き締めて閉じる働きがあり、髪のツヤ感や手触りをなめらかに整える効果があります。また、仕上げに冷風を当てることで、髪型の持ちも良くなり、湿気や外気によるうねりを抑えることもできます。

私は以前、ドライヤーは温風だけで済ませていましたが、冷風を最後に取り入れるようになってから、明らかに髪のまとまりが良くなりました。特に前髪や毛先の広がりが落ち着き、朝のスタイリング時間も短縮されたのです。
さらにポイントなのが、ドライヤーを髪から20cm以上離して使うこと。近づけすぎると熱が集中し、部分的なダメージになりがちです。また、根元から毛先に向かって風を送るように意識することで、キューティクルが整い、より自然なツヤが出ます。
夜のケアはもちろんですが、朝のスタイリング時にも冷風を活用してみてください。寝ぐせ直し後の仕上げやオイルをなじませた後のセットに冷風をひと吹きするだけで、髪全体がピタッと落ち着き、日中の乾燥や広がりも軽減されます。
このように、ほんの少しの工夫で、ドライヤーはあなたの味方になってくれるのです。
食生活と髪の潤いの関係
- タンパク質・ビタミン・ミネラルを意識
- 水分補給は髪にも影響
- 食事の偏りは髪にも表れる
髪の健康は体の内側から作られるもの。バランスの取れた食事が、美しい髪の土台になります。
栄養素 | 髪に良い理由 | 含まれる食材例 |
---|---|---|
タンパク質 | 髪の主成分ケラチンの材料 | 卵、大豆製品、肉、魚 |
ビタミンB群 | 新陳代謝を促進 | 納豆、レバー、緑黄色野菜 |
亜鉛 | 髪の成長をサポート | 牡蠣、アーモンド、チーズ |
さらに、水分をこまめに摂ることで、頭皮の乾燥予防にもつながります。
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湿気と乾燥、季節ごとのケアポイント


- 冬は乾燥、夏は紫外線対策を
- 季節に合わせたアイテムを使う
- 頭皮ケアも忘れずに
季節によって髪の状態は変わります。
冬は暖房や空気の乾燥で水分が逃げやすく、保湿力の高いトリートメントがマスト。夏は紫外線ダメージが深刻なので、UVカットスプレーや帽子で保護しましょう。
頭皮の皮脂詰まりや乾燥には、週1回の炭酸スカルプケアも効果的です。
市販のおすすめアイテムと私の使用感
それぞれ以下のような特徴があります:
製品名 | 向いている髪質 | 特徴 | 使用感 |
---|---|---|---|
エルジューダMO | 硬毛・乾燥毛 | 重すぎないオイル | サラッとしてツヤが出る |
ラサーナエッセンス | くせ毛・軟毛 | 海藻成分で補修力高め | しっとりまとまり、香りも◎ |
ボタニカルマスク | 全髪質対応 | 保湿と香りのバランス良し | 毎週の集中ケアにぴったり |
習慣の積み重ねが美髪を育てる
- 急激な変化より、毎日の積み重ね
- 髪は肌以上に正直
- 自分の髪と向き合う時間を作る
一度のケアで劇的に変わることはありません。でも、毎日の小さな積み重ねが、半年後、1年後に大きな差を生みます。
「最近、髪キレイだね」と言われた日。あの嬉しさを知ってから、私はさらに丁寧にケアするようになりました。あなたも、ぜひ自分の髪に目を向けてみてください。
まとめ:パサつきを防いで、しっとりツヤ髪に
髪のパサつきや乾燥は、毎日の習慣と向き合うことで、少しずつ改善していけます。
- 洗い方や乾かし方、食生活までトータルで見直す
- 無理なく続けられるルーティンを作る
- 季節や髪質に合ったアイテムで自分に合うケアを選ぶ
今夜のバスタイムから、少しだけ髪に優しく接してみませんか?
あなたは今日から、どんなケアを始めてみますか?
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