「えっ、大谷翔平さんが結婚!?」
――そんなニュースに、日本中が驚きと祝福の声で包まれた2024年春。朝のニュース番組でその話題を見ていた私は、なんだか胸の奥がざわついて、思わずスマホで「婚活」と検索してしまいました。
気づけば周囲の友人たちも同じような気持ちだったようで、「大谷婚」という言葉が自然とSNSに溢れるように。そこに込められていたのは、理想を追いすぎず、誠実で日常を大切にするパートナーを求める新しい価値観。加えて、「たこ焼き婚」や「再婚・ステップファミリー婚」など、これまでにはなかった柔軟な婚活スタイルにも注目が集まっています。
今回は、そんな多様化する婚活事情を、30代独身女性のリアルな視点で掘り下げていきたいと思います。
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「大谷婚」って何?理想のパートナー像が変わってきた

- 自立した生き方をしている男性に惹かれるようになった
- 家庭を大切にする姿勢が見えることが安心感につながる
- 年齢差や見た目よりも内面や価値観が重視される傾向
- 結婚相手に“ヒーロー像”を求めなくなってきた
たとえば、大谷選手のように「一途」「誠実」「地道な努力家」といった内面的魅力に注目が集まっているのもその表れです。私自身、20代の頃は「年収◯◯以上」「高身長」などと条件ばかり気にしていました。でも、理想通りの人とお付き合いしても、どこか心が満たされなかった経験から、今では「日々の生活を穏やかに楽しめる人こそ最強」だと感じています。
婚活アプリだけじゃない、出会いの選択肢が拡大中
- 地域イベントや趣味を通じた出会いが人気
- 婚活パーティーのスタイルも多様化
- 知人紹介や職場以外の「ナチュラルな出会い」が再注目
- SNSやオンラインサロン経由でのマッチングも増加
アプリでの出会いに疲れた私は、半ばあきらめモードで近所のカフェで開かれたワークショップに参加したのですが、まさかそこで趣味が同じ男性と出会えるとは思いませんでした。カフェのゆるい雰囲気に助けられて、自然な会話が弾み、「婚活」ではなく「人とつながる楽しさ」を改めて思い出した瞬間でした。
出会いの場のタイプ | 特徴 |
---|---|
婚活アプリ | 利便性が高く、数多くの候補者とつながれる |
地域イベント | 共通の話題があるため会話が弾みやすい |
婚活パーティー | 目的意識が高く、真剣な人が多い |
SNSやサロン | 興味関心が近い人とのつながりが強い |
「たこ焼き婚」って本気?でも意外とアリかも
- 地域のイベントで自然な会話が生まれやすい
- 共同作業で人柄が見えやすい
- 緊張感の少ない環境で素が出せる
- 成功事例もSNSなどで紹介されている
最初は「なんじゃそりゃ?」と半信半疑で見ていた「たこ焼き婚」ですが、実際に地元のイベントで“たこ焼きを一緒に焼く婚活”に参加した私。最初は失敗して生焼けになったりして大笑いでしたが、そのおかげで一気に打ち解けられました。何より、包丁の使い方や片づけの姿に、その人の性格がにじみ出るのが面白い。結果的に交際には至りませんでしたが、「こういう人となら楽しく暮らせそう」と思える出会いが得られたことが、今でも印象に残っています。
再婚・ステップファミリー婚への理解が進んでいる
- 離婚経験がマイナスに見られにくくなった
- 子どもがいる家庭への理解が深まりつつある
- 経験値の高さを魅力と捉える人が増加
- SNSなどで当事者の発信が増え、共感が広がる
実は私も、以前お付き合いしていた相手がバツイチ子持ちでした。最初は少し戸惑いもありましたが、話をするうちに「この人は子どもを本当に大切にしているんだな」と感じ、尊敬の気持ちが芽生えていきました。結局その関係は終わりましたが、「過去」があるからこそ見えてくる「人としての深み」があるということを、その時学びました。
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データで見る婚活スタイルの変化
婚活スタイル別の割合(2024年婚活実態調査) |
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婚活アプリ |
地域イベント・趣味の集まり |
婚活パーティー |
知人紹介・職場 |
SNS・オンラインサロン |
このデータからも、婚活アプリ一強時代が少しずつ終わりを迎え、多様な出会い方が広がってきていることがはっきりと分かります。特に、地域イベントや趣味を通じた自然な出会いの場が注目され、そこから交際や結婚に発展するケースが増えつつあるのは、婚活の新たな可能性を感じさせます。
さらに、近年ではSNSやオンラインサロン、さらにはコミュニティ活動など、かつて婚活とは無縁だった場所でも出会いのチャンスが生まれています。実際に、共通の価値観やライフスタイルをもとにしたマッチングが重視される今、単に条件を並べて相手を探す方法よりも、自分らしさを活かせる環境の方が長続きする関係につながりやすいとも言われています。
たとえば私の友人は、趣味のボードゲームを通じて出会った男性と意気投合し、2年の交際を経て結婚に至りました。婚活という肩肘張った場ではなく、リラックスした環境で互いの人柄を知っていけたことが、大きな安心感につながったそうです。
つまり、婚活で大事なのは“どこで出会うか”だけでなく、“どんな自分で出会うか”。自分にとって無理のない、自然体でいられる出会いの場を見つけることが、婚活の成功のカギになりそうです。
結婚のタイミングは「自分軸」で決める時代

- 周囲の声より、自分の気持ちを優先
- 年齢にとらわれずに考える人が増加中
- 無理に結婚しようとしない風潮が生まれている
- 「結婚=幸せ」ではないと気づく人も増えている
30歳目前で「今年こそは!」と意気込んで参加した婚活イベントで、うまくいかなかった日の帰り道、駅のベンチで泣いたこともあります。でも今では、「無理に誰かと組むことが本当に幸せなのか?」と考えるようになり、自分の気持ちを大切にする方向にシフトできたのは、大きな成長だったと思っています。
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【まとめ】

婚活のスタイルは本当に多様化し、そして自由になってきています。理想の結婚のかたちも、かつてのような“年齢的にそろそろ”“親の期待に応えるため”という枠に縛られず、自分らしいスタイルで選べる時代です。人それぞれの価値観が尊重され、「こうでなければいけない」というルールは、もはや過去のものになりつつあります。
「大谷婚」に象徴されるように、今は“誠実さ”や“等身大の幸せ”が重視される時代。華やかなプロフィールよりも、日々の暮らしの中で笑い合える関係や、お互いに思いやりをもてることが何より大切だと、多くの人が感じ始めています。大谷選手が見せてくれた、堅実で安定感のあるパートナーシップのかたちは、私たちにとって新たな指針となっているように思います。
あなた自身の幸せの形を、誰のものでもない“自分軸”で見つけていきましょう。過去の恋愛や婚活の中で失敗した経験も、すべてが今の自分を作ってくれた大切なプロセスです。私も、理想ばかりを追い求めすぎて空回りした婚活時代がありましたが、それを経たからこそ、ようやく「本当に大切にしたいこと」に気づけたのだと思います。
次の休みに、ちょっと気になるイベントに顔を出してみるだけでも、何かが変わるかもしれません。新しい場所に行くだけでも、自分の世界が少しだけ広がる感覚があるはずです。そして、出会いがなくても、自分自身の心の声に耳を澄ませる時間は、きっと無駄にはなりません。
今この瞬間から、あなたにとっての“心地よい幸せ”を少しずつ形にしていきませんか?
あなたは、どんな未来を描いていますか?

