エアコンでなんかずっと疲れる日の正体、肌荒れとだるさが同時に来る理由

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窓から外を眺める女性
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ちゃんとしていたはずの部屋で、先にくたびれていたのは私のほうだった

女性一人暮らし

帰宅したとき、部屋の空気が少しだけ軽かった。昼の熱がまだ壁に残っていて、玄関を開けた瞬間に、もわっとしたぬるさが足元にたまっている。靴を脱ぎながら、ああ今日もしんどかったな、と思った。駅から家までの短い道なのに、夕方の空気は妙に重くて、電車の冷房で冷えた腕だけが現実感なくひんやりしていた。

バッグを床に置いて、照明をつける。白っぽい光に照らされたワンルームは、朝出る前のまま少しだけ散らかっていて、テーブルの上には飲みかけのペットボトル、ソファには脱ぎっぱなしのカーディガン。ちゃんと片づければたぶん気持ちも少しは整うんだろうけど、そういうことを考える元気がある日は、最初からこんなに疲れていない。

とりあえずエアコンのリモコンを手に取って、迷わず冷房を入れる。いつもの温度。いつもの風量。音がして、数秒後に冷たい風が部屋の上のほうから流れはじめる。その瞬間だけは、救われた感じがする。今日一日をこれで終わらせてもらえるみたいで。

でも、最近ずっと変だった。家に帰って涼しいはずなのに、なんだか体がだるい。ちゃんと寝たはずなのに朝から重いし、夕方になると顔がくすんで見える。頬のあたりがかさっとして、口元だけ妙に粉っぽい日もある。

暑さのせいかと思っていたし、年齢のせいかもしれないとも思っていたし、単に疲れてるだけだろうと流していた。でも、流しても、毎日同じように何かが少しずつ削られていく感じだけは消えなかった。

エアコンの効いた部屋で、私はソファに沈みながらスマホを開いた。美容の動画も、整える系のVlogも、恋愛コラムも、だいたい見るものは同じなのに、今日はどれも頭に入ってこなかった。

画面の中の人たちは、同じ夏でもちゃんと眠れて、ちゃんと回復して、ちゃんと翌朝の顔で生きているように見える。私はただ冷たい風の中で、じわじわと乾いていく野菜みたいだな、と思った。

たぶん、こういう感覚って言葉にしづらい。
暑いなら暑いで理由がわかる。忙しいなら忙しいで納得できる。


でも、快適なはずの部屋にいるのに不調、というのがいちばん厄介だ。
よくわからないし、誰にも説明しにくいし、なんなら自分で自分を甘やかしている気さえしてくる。

エアコンは便利だし、ないと無理だと思う。もう気合いで夏を乗り切れる年齢でも体力でもない。でも、冷えてさえいれば快適、ではなかったんだなと、最近やっと認めはじめている。

室内の湿度は30〜50%くらいが目安とされていて、乾きすぎても湿りすぎても不調につながりやすいらしい。乾いた空気は肌の水分を奪いやすく、目やのどの不快感にもつながるし、空調の風そのものが乾燥感を強めることもある。つまり、涼しさだけ整っていても、体のほうは意外と休まっていないことがある。

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鏡の前で、ファンデーションより先に気になったこと

その小さな出来事が起きたのは、昨日でも先週でもなく、ほんとうに今日の朝だった。

出勤前、洗面所の鏡の前で下地を伸ばしていたとき、頬の高いところだけが変にざらついて見えた。寝不足の翌朝みたいな顔ではあったけれど、それだけじゃない感じがした。つっぱるのに、むくんでも見える。

顔色が悪いというより、肌の表面だけ妙に元気がない。昨日の夜、特別なことはしていない。むしろ何もしていない。帰宅して、冷房をつけて、適当にごはんを済ませて、スマホを見て、お風呂に入るのも少し面倒で、結局ぬるめのシャワーだけで済ませた。なのに、朝の私は、ちゃんと休んだ人の顔をしていなかった。

洗面所の白い照明って残酷だなと思う。やさしさがひとつもない。ちょっとしたくすみも、乾きも、疲れも、全部わかりやすく見せてくる。

しかも、そういう日に限ってベースメイクがきれいにのらない。隠したいものほど表に出てくる。人生までそうだな、と、朝から関係ないことを思った。

それで、なんとなく昨夜のことを思い返した。ソファで横になっていたら、腕が冷えてきて、でも顔はなんだか乾いていた。足先も冷たいのに、のどは渇くし、目はしぱしぱするし、体は休んでいるはずなのに回復した感じがしない。冷房を止めると暑い。つけるとだるい。そのあいだのちょうどいい場所に、私はずっと座れずにいる。

そういえば、空気が乾くと肌は水分を失いやすくなるらしいし、皮膚科の情報でも、湿度の低い環境では乾燥肌が起こりやすいとされている。アメリカ皮膚科学会も、乾燥対策として加湿や、入浴後すぐの保湿、刺激の少ないケアをすすめている。私は「肌の調子が悪い」と言うと、すぐ化粧品とか年齢とか睡眠時間のせいにしがちだけど、部屋の空気そのものがじわじわ影響していたのかもしれない。

朝の私は、その事実に少しだけむっとした。
そんなの、もっと早く気づきたかった。


いや、たぶん薄々は気づいていたのに、認めたくなかっただけかもしれない。
だって、エアコンは私を助けてくれる側のものだったから。
しんどい日、帰ってきた私を最初に救ってくれるのは、だいたい冷えた部屋だったから。

でも、助けてくれるものに、少しずつ削られていることもある。
そういうのって、人間関係だけじゃないんだなと思った。

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涼しい部屋にいるのに疲れている自分を、少しだけ責めていた

誰にも言っていない本音を言うと、私は「家に帰ってるのに疲れが取れない自分」を、けっこう嫌っていた。

ちゃんと働いて、ちゃんと帰って、ちゃんと一人で暮らしている。誰かに迷惑をかけているわけでもないし、派手に壊れているわけでもない。でも、毎晩だるい。朝も重い。肌も不機嫌。そういう状態が続くと、だんだん自分に対して小さく失望してくる。たかが冷房ひとつで不調になるなんて、弱すぎる気もするし、体調管理ができていないだけじゃないかと思ってしまう。

たぶん私は、目に見える失敗より、こういう“なんとなく整わない状態”にいちばん厳しい。
遅刻はしない。仕事もそれなりにやる。人あたりも悪くない。
だからこそ、家の中でだけ発生するぐずぐずした不調を、うまく扱えない。
外ではちゃんとしているのに、内側だけずっと調子が悪いなんて、なんだかズルい人みたいで。

でも本当は、ズルいんじゃなくて、ただ消耗していたんだと思う。
それも、わかりやすく倒れるほどではない、地味で説明しにくい形で。

空調や風の当たり方、湿度の低さは、目の乾きやのどの違和感だけでなく、睡眠の質にも影響しうるとされている。湿度が低すぎると乾燥感が出やすく、高すぎても寝苦しさや中途覚醒につながりやすい。眠る環境は温度だけじゃなく、空気の“質感”みたいなものまで含めて大事らしい。快適そうに見える部屋でも、風が強すぎたり、肌や目に直接当たり続けたりすると、翌朝のだるさに変わることがある。

だから、「わかる…涼しい部屋にいるのに、なんでこんなに回復しないんだろう」と思ったことがある人は、たぶん私だけじゃない。

この“回復しない感じ”って、すごく現代っぽい疲れだと思う。
ちゃんと便利なものに囲まれているのに、ちゃんと満たされない。
涼しい、静か、ひとり、自由。
条件だけ並べたら、十分休めそうなのに、実際は心身の端っこのほうがずっと緊張している。

私は今日、駅のホームで電車を待ちながら、自分の首もとに手を当ててみた。外は暖かいのに、内側だけ冷えている感じがした。冷房のきいた車内で肩をすくめるあの姿勢のまま、一日が終わって、一人暮らしの部屋まで持ち帰って、そのまま夜にまで引きずっていたのかもしれない。しんどさって、なにか大きな出来事のせいで起きるより、こういう小さい積み重ねのほうがよほど厄介だ。

そして、本音をもうひとつ言うなら、私は不調の原因が“自分の努力不足ではないもの”だと、少しほっとする。
もちろん全部を環境のせいにはできないけど、少なくとも「私がだらしないから」「年齢のせいだから」で片づけなくていい夜があるのは、救いだった。

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乾いていたのは肌だけじゃなくて、休み方のほうだったのかもしれない

エアコンスイッチ

今日の夜、帰宅してから、いつものようにエアコンをつけたあとで、私は珍しく少しだけ動いた。加湿器を出すほどではないけれど、キッチンでお湯を沸かして、マグカップに白湯を入れて、ベッド側のカーテンを少しだけ閉めた。風が直接当たらないように、サーキュレーターの向きも変えた。ほんの数分のことだった。

それで劇的に人生が変わったわけじゃない。
肌が急に発光したわけでもないし、肩こりが消えたわけでもない。
ただ、部屋の空気が少しまるくなった気がした。
冷たいだけだった空気に、居場所ができた感じ。

私はたぶん今まで、「休む」を雑に考えすぎていたんだと思う。
横になること。
スマホを見ること。
エアコンをつけること。
それで休んだことにしていた。
でも実際には、体を冷やして、目を乾かして、頭だけ起こしたまま、休息のふりをしていただけの日も多かったんじゃないかと思う。

エアコンが悪い、ではない。
むしろ私はこれからも絶対に使う。
ただ、冷やすことと、いたわることは、同じじゃなかった。

この違いに気づいたとき、少しだけ新しい見え方が生まれた。
不調って、敵を見つけて終わるものじゃないのかもしれない。
原因をひとつに決めるより、「私の体はどういう空気だとしんどくなるのか」を観察するほうが、ずっと現実的だった。
すごく意識が高い話ではなくて、もっと小さい話。


冷房の風が顔に当たり続けていないか。
寝る前にのどが渇いていないか。
朝、肌がつっぱる日は、部屋の空気が軽すぎなかったか。
そのくらいの、誰にも見せないメモみたいな確認。

生活を整えるって、部屋を完璧にすることでも、ルーティンを守ることでもなくて、自分が削られていく条件に少し早く気づくことなのかもしれない。
最近の私は、足し算ばかり考えていた。
なにを塗るか。
なにを飲むか。
なにを買うか。
でも、引き算のほうが効く夜もある。


風を少し弱めるとか、温度を一度上げるとか、スマホを五分早く閉じるとか、顔に風が当たらない位置に寝るとか。
変わるって、そういう地味なことからしか始まらないのかもしれない。

なんでも“努力不足”に変換していた自分には、この考え方は少し都合がよすぎる気もする。
でも、都合のいい見方に助けられる夜があっても、いい気がする。
少なくとも、鏡の前で「またダメだ」と思う回数が少し減るなら。

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まとめ

今、エアコンの音が部屋の上のほうで一定に鳴っている。
外はもう暗くて、窓に映る自分の部屋だけがやけに静かだ。テーブルの上には飲みかけの白湯。スマホの画面は伏せてある。こういう夜に限って、何かが急によくなるわけではないけれど、悪くなる速さを少しだけゆるめることはできるのかもしれない。

ちゃんとしていたいのに、なぜかずっと回復しない。
その理由が、意志の弱さでも、年齢のせいでもなく、部屋の空気みたいな見えないものに少し関係していたとしたら、私はそれを責める材料じゃなくて、暮らしの手がかりにしたい。

涼しいのに疲れる夜。
休んでいるのに乾いていく感じ。
あれは私がだめだったんじゃなくて、休み方のほうが少し合っていなかっただけなのかもしれない。

そう思えたら、明日の朝の鏡の前で、ほんの少しだけ自分に意地悪をしなくて済む気がしている。

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