結婚しない理由と令和の男女の本音

結婚を考えるタイミングとは?
30代に突入すると、「結婚」という言葉がこれまで以上に身近になります。
友人の結婚報告が増えたり、親戚からの「そろそろいい人は?」という言葉が重く感じたり。でも、その一方で結婚に対する価値観が多様化している現代、結婚を必ずしも目指すべきものと捉えない人も増えています。
私も30代になり、婚活を始めたばかりですが、日々感じるのは「本当に結婚は自分にとって最適解なのか?」という自問自答です。特に最近のデータを見ていると、未婚率が年々上昇していることを実感させられます。
例えば、2020年の国勢調査によると、30代の未婚率は男性で約47%、女性で約34%と、10年前に比べて約10ポイント以上増加していることが分かります。
最近、職場の同僚との会話でも、「結婚って本当に必要なのかな?」という話題になることが増えました。一人の同僚は、「結婚してもしなくても幸せは自分次第」と語り、もう一人は「自分の両親を見ていると結婚は大変そうに思える」と言います。また、別の同僚は「結婚することで経済的な安定を得られる一方で、自分の自由が制限されるのが心配」と話していました。
このような意見を聞くたびに、私自身も「結婚とは何か?」を改めて考えるきっかけを得ています。
令和時代の結婚観

個人の自由を尊重する風潮
「結婚するもしないも個人の自由」と言われる令和の世。実際、未婚でいることへの偏見は徐々に薄れてきています。特に都市部では、キャリアを優先する女性や、自分らしい生活を楽しむ男性が増え、「結婚が全てではない」という意識が広がっています。
私の友人の中にも、「結婚に興味がない」という人が何人かいます。一人の友人はこう話してくれました。「結婚したら自由がなくなる気がする。それよりも、自分の好きなことに時間とお金を使いたい」。その言葉に思わず頷いてしまった自分がいます。
私自身もまた、独身でいる今、自分の時間や自由を大切にしたいと感じることがあります。週末には趣味の旅行に出かけたり、好きな本を一日中読んだりと、自分だけの時間を満喫しています。その中で「これを誰かと共有することが幸せなのか?それとも、一人のまま楽しむ方が幸せなのか?」という問いが頭をよぎることもあります。
結婚へのプレッシャー
とはいえ、全ての人が自由な選択をしているわけではありません。特に地方では、いまだに結婚が人生の節目とされる傾向が強く、周囲からの期待やプレッシャーを感じる人も多いです。

私も先日、親戚の集まりで「次はあんたの番だね」と言われました。笑顔で流したものの、心の中では少しモヤモヤ。「私の人生を決めるのは私なのに」と思ってしまうのは、私だけではないはずです。
また、友人の中には「結婚しないと一人前と見なされない」と感じている人もいます。特に職場での上司からの無意識な発言や、周囲の既婚者たちの言動がプレッシャーになると言います。そのような話を聞くと、結婚を選択することが時には個人の自由ではなく、社会の期待に応える行為になっていると感じます。
未婚率の上昇とその背景


結婚年齢の上昇



近年、未婚率が上昇している背景には、結婚年齢の上昇が挙げられます。特に30代半ばを過ぎると、「結婚そのものに対する否定的な意見」が増えるという調査結果もあるそうです。
私自身、20代の頃は結婚を漠然と「いつかするもの」と思っていました。しかし30代に入り、独身でいることの快適さに気付くと同時に、「結婚とは何か」を改めて考えるようになりました。
最近読んだ記事では、「結婚を急がない理由」として経済的な不安が挙げられていました。特に若い世代の中には、正社員としての安定した収入を得ることが難しい状況にある人も多く、そのため結婚に踏み切れないという意見が増えています。
さらに、働き方の多様化やフリーランスとしてのキャリアを選ぶ人が増えたことも、経済的な不安を抱く要因となっています。また、価値観の変化によって、「まずは自分自身を確立したい」と考える人も増加傾向にあります。
こうした現実を見ていると、結婚がかつてのような「当然のステップ」ではなくなりつつあることを感じます。
マッチングアプリの普及


また、マッチングアプリの普及も未婚率に影響していると言われています。一見、出会いが増えたように思える一方で、「選択肢が多すぎて決められない」という声も少なくありません。
私も最近、婚活の一環でアプリを使い始めましたが、実際に使ってみると「本当にこの中に自分に合う人がいるのかな?」という不安が募ることも。メッセージのやり取りをしても、実際に会うまでに至らなかったり、会ってみてもイメージが違ったりと、効率が良いようでいて難しさも感じています。
一方で、アプリを使うことで新しい価値観や人々との出会いが広がるのも事実です。ある人は「結婚を急がず、まずは気軽な付き合いから始めたい」と言い、別の人は「アプリで知り合った人と意外と気が合い、交際が始まった」と話していました。このような話を聞くと、アプリを上手に活用することが鍵になるのではないかと思いました。
結婚をしない理由


結婚をしない理由の一例
結婚をしない理由は人それぞれです。例えば
- 自由な生活を大切にしたい
- 経済的な負担が大きいと感じる
- 恋愛や結婚に対する興味が薄い
- 自分に合う相手が見つからない
特に女性の場合、「結婚がキャリアの妨げになるのでは?」と不安を抱く人も少なくありません。
私も仕事に集中していた20代後半、結婚のことを考える余裕がありませんでした。その結果、30代に入ってから婚活を始めたものの、「もっと早く始めていればよかった」と感じることも。
ある友人は、結婚に興味が薄い理由をこう語っていました。「一人でいる時間が好きで、誰かと一緒にいると疲れてしまう」。私も一人の時間を楽しむことが多いので、その気持ちに共感します。
否定的な意見が増える理由
30代後半以降になると、結婚に対する否定的な意見が増える背景には、現実的な壁が存在するからです。例えば
- 経済的な安定を求めるが、理想の相手が見つからない
- 自分の生活スタイルを変えたくない
- 一人でいる方が気楽
こうした声を聞くたびに、「自分の選択肢をどうするべきか」と考えさせられます。特に、「周囲の期待」と「自分の幸せ」の間で揺れる気持ちは、多くの未婚者が抱える共通の課題だと感じます。
結婚に対する私の本音


この選択肢が広がることで、結婚に縛られない生き方を選ぶ人が増え、社会全体の多様性が広がっていると感じます。一方で、選択の自由が増えたことで「結婚は義務ではない」という考えが浸透し、既婚者と未婚者の間に新たな価値観の対話が生まれるきっかけにもなっています。



それでも、私は結婚を目指して婚活を続けています。それは、自分にとって「一緒に人生を歩むパートナー」を見つけたいと思うからです。
ただ、結婚はゴールではなく通過点。相手と共にどんな人生を築きたいかが大切だと感じます。だからこそ、焦らず自分らしく進んでいきたい。
最近の婚活では、失敗も多々あります。
例えば、ある男性とデートを重ねたものの、価値観の違いに気付き、お互いに距離を置くことを選びました。その時は落ち込みましたが、「自分に合う人を見つけるためのプロセス」と考えることで前向きになれました。
もしこのブログを読んでいる方の中で、結婚について悩んでいる方がいたら、こう伝えたいです。
「あなたの人生はあなたのもの。他人の意見に惑わされず、自分が納得する選択をしてほしい」
令和の時代、結婚観は自由です。一人ひとりの価値観が尊重される社会でありたいですね。
まとめ
結婚するもしないも、どちらを選んでも正解です。未婚率の上昇やマッチングアプリの普及が示すように、時代は変わりつつあります。
私も、自分のペースで未来を見つめながら、一歩ずつ進んでいこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





