もう昔とは違う…私たちが手放した日常品と、見つけた新しい価値

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おにぎり弁当
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あたりまえが変わってきた、そんな日常の変化に気づいていますか?

少し前までは、気軽に立ち寄っていたコンビニ。夜中に小腹が空けば、マクドナルド。そんな“ちょっと贅沢”を、私たちは当たり前のように楽しんでいました。

けれど、最近ではどうでしょうか?レジで支払う時、「え、こんなに高かったっけ?」と驚くこと、ありませんか?かつて気軽に楽しんでいた“当たり前”が、今ではちょっとした贅沢に感じられる場面が増えてきたように思います。

物価が静かに、でも確実に上がっている今、私たちの選択肢や行動にも変化が起きています。

今回は、インフレの中で「手が伸びなくなったもの」をテーマに、30代未婚女性である私の視点から、共感を交えて綴っていきます。


コンビニおにぎりを買わなくなった理由

  • 値段が以前より20〜30円上がっている
  • 手作りなら半額以下で済む
  • 味のバリエーションが少し物足りない
  • コンビニに入ると他の無駄買いが増える

以前は朝の出勤前やお昼にパッと買っていたコンビニおにぎり。けれど、気づけば1個150円を超える商品も増えてきて、「これなら自分で作った方がいいかも」と節約志向の私は感じ始めました。

自炊なら、自分好みの具材も選べるし、量の調整も自由。例えば梅干しや鮭フレークなど、好きな具材を多めに入れたり、小さめサイズで数種類を作って楽しんだりと、自由度が高いのが魅力です。ご飯をまとめて炊いて冷凍保存しておけば、忙しい朝でもすぐにおにぎりを握って持っていけます。ラップと海苔があれば、手軽におにぎりセットが完成します。

さらに、最近では「作り置きおにぎり」の需要も高まっていて、冷凍しておけばお弁当の一品としても大活躍。私は週末に5〜6個をまとめて握って冷凍保存するのがルーティンになっていて、忙しい朝にとても助かっています。食材の使い回しにもなるので、冷蔵庫の中も無駄が減りました。

また、コンビニに立ち寄るとついスイーツや飲料を買ってしまう“ついで買い”も防げるようになりました。これは意外と大きな節約につながります。おにぎり1個の価格だけではなく、周辺で無意識にしていた出費も抑えられ、結果として月の支出が目に見えて変わりました。加えて、自分で作る安心感や達成感も加わって、気持ち的にも満たされるようになったのです。

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マクドナルドのハンバーガーは“ご褒美”になった

ハンバーガー
  • 昔は100円マックが定番だった
  • 今は単品で300円超えの商品も
  • ファストフードなのに手軽感が薄れてきた
  • 安くて美味しいお店が他に増えた

学生の頃、ワンコインで満腹になれたマクドナルド。放課後に友人と立ち寄る場所として、またアルバイトの前のエネルギーチャージとして、気軽に利用していた記憶があります。しかし、今ではセットで800円を超えることも珍しくなくなり、財布の紐が自然と固くなってしまいました。もはや“ちょっとした贅沢”扱いに変わりつつあるのです。

その結果、「せっかくお金を払うなら、地元の定食屋で体に優しいごはんを食べたい」と思うようになり、マクドナルドからは次第に足が遠のくようになりました。栄養面でも安心感があり、野菜をしっかり摂れる定食や、魚の煮付けなどの手づくり感のある料理が恋しくなる年頃なのかもしれません。

さらに最近では、グルメアプリやSNSを活用して、テイクアウト可能な個人店を見つけるのが日課に。オシャレなカフェが週替わりで出している日替わり弁当や、お惣菜専門店の無添加弁当など、価格も抑えめで栄養バランスの良い選択肢が増えています。そうしたお店の温かみある味わいに触れるたび、「ああ、これが本当に今の私が求めている食事なんだな」と実感するのです。

また、時折友人と「今日はお互いのおすすめ弁当を紹介し合おう」といったミニ企画をして、楽しみながら節約と健康を両立させる工夫もしています。こうした変化は、ただの節約ではなく、食への向き合い方そのものが大人になった証かもしれません。

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スーパーの総菜コーナーに寄らなくなった

  • 1品で300〜500円することも多い
  • 家にある食材で簡単に再現できる
  • 添加物や保存料が気になる
  • 作り置きの方がコスパも健康面も◎

仕事帰りについ寄っていたスーパーの総菜。でも、同じお金を払うなら、自分で作った方が満足度も高いと気づきました。特に和え物や煮物は、冷蔵庫の残り物でササっと作れるので、最近では作り置きの習慣を楽しむようにしています。インスタなどで見つけた作り置きレシピを休日にまとめて試すのが、ちょっとした楽しみにもなっています。


プチ贅沢スイーツを控えるように

イチゴスイーツ
  • コンビニスイーツが400円近くに
  • 食べた後の罪悪感も増した
  • 自分で作るとコントロールできる
  • 食費全体のバランスが崩れる

ちょっと頑張った日のご褒美だったコンビニスイーツ。でも最近は、「これでこの価格?」と首をかしげることが増えました。手軽さよりも、“満足感”を求めていることに気づき、最近はオーブンで焼く簡単なスコーンやプリンを手作りするのが定番に。糖質や脂質も調整できて、一石二鳥です。さらに、手作りだと食べる量をコントロールできるので、美容面でも嬉しい効果を感じています。


ドラッグストアの化粧品を選ぶ視点が変わった

  • プチプラでも1,000円を超える商品が増加
  • 成分にこだわるようになった
  • SNSのレビューをよく見るように
  • 長持ち&コスパ重視にシフト

以前は「新商品!」のポップにつられてつい購入していましたが、今はかなり慎重に。スキンケアもメイク用品も、必要なものを見極めてから購入するようになりました。お気に入りのアイテムを大切に使うことで、浪費グセも改善。最近では美容系YouTuberの「1ヶ月使い切り動画」を参考にすることも増え、実用性と持続性を重視する視点が養われています。

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毎朝のカフェラテを自宅で淹れるように

  • カフェのラテが1杯500円超えに
  • 自宅でも再現可能な味になってきた
  • コーヒーマシンの導入で経済的に
  • 朝の時間が贅沢に感じる

以前は毎朝駅ナカのカフェに立ち寄っていましたが、月の支出を見直したときに「これ、地味に大きいな」と実感。最近ではお気に入りの豆を使って、自宅で丁寧に淹れるコーヒータイムが習慣になっています。香りに包まれる朝は、以前よりもずっと心豊かに。お気に入りのマグカップを手に、ゆったりとした音楽を聴きながら過ごす朝時間は、自分と向き合う大切なひとときになっています。

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ペットボトル飲料の購入頻度が激減

  • コンビニで1本160円前後に
  • マイボトル生活が浸透
  • ゴミが減って環境にもやさしい
  • 好きな味を持ち歩ける自由さ

外出先でのペットボトル購入が当たり前だった頃と比べて、今はほぼゼロ。お気に入りのボトルにルイボスティーや自家製フレーバーウォーターを入れて持ち歩くようにしています。ゴミも減ってエコだし、自分好みに調整できるのが何よりの魅力です。季節によって中身を変えたり、朝に少しハーブを足してみたりと、小さな変化を楽しむこともできています。


まとめ買いで無駄遣いを防ぐ習慣がついた

  • 割引に惑わされず、必要なものを必要な分だけ
  • 買い物リストで計画的に
  • 1週間分の献立を考えて行動
  • 食材を使い切る達成感

以前は“なんとなく”の買い物が多く、食材を余らせては自己嫌悪。でも今は週末に1週間分のメニューを大まかに決め、買うものもリスト化。結果として食品ロスも減り、家計もスッキリ。余計な買い物も減って、冷蔵庫の中も整然としてきました。


ファッションは「安くて数を」から「長く着られる1枚」に

  • トレンドよりも着心地重視
  • セールでも“今必要なもの”だけ買う
  • メンテナンスしやすい素材を選ぶ
  • 手持ち服との組み合わせを考慮

以前はセール品を衝動買いしがちでしたが、今は「本当に着たいか?」を基準に選ぶように。おかげでクローゼットの中が整い、毎朝のコーデもラクに。お気に入りの1枚を長く大切に着る暮らし、悪くないですよ。服の寿命を延ばすために、洗濯ネットを使ったり、ハンガーの材質に気をつけたりと、ちょっとした手間も楽しみのひとつになっています。


【グラフ】物価上昇と生活の見直し傾向

商品カテゴリ価格上昇率(過去5年)買わなくなった人の割合(筆者の実感含む)
コンビニおにぎり+25%60%
ファストフード+35%70%
総菜・中食+28%55%
カフェ系ドリンク+40%75%
化粧品+20%50%

エンディング:変化は、気づいたときから始めればいい

「ちょっとの節約が、心の豊かさにつながる」
そんな気づきを得てから、私は“手が伸びなくなった”ことを、単なる我慢や節約ではなく、自分なりの“丁寧な選択”として捉えるようになりました。

お金を使うこと自体が悪いわけではない。でも、“本当に自分の心が喜ぶこと”にだけ使うようになったことで、気持ちの満足度がぐっと上がったんです。たとえば、たまに飲むお気に入りのコーヒーや、自分に似合うと確信できる一枚のワンピース。そういう「本物の満足感」を大切にするようになりました。

むしろ、賢く選んで、丁寧に暮らす自分に少しずつ自信が持てるようになったのは、節約によって得られた最大の収穫かもしれません。以前は「これも必要」「あれも欲しい」と思っていたのに、今では「これはいらないな」と自然に思えるようになった自分がちょっと誇らしいです。

あなたの暮らしの中にも、「これって本当に必要?」と思える瞬間があるかもしれません。もしそう感じたなら、それはあなたがより自分らしい暮らし方を模索し始めている証拠かもしれません。

まずは今日の買い物から、“意識的な選択”を始めてみませんか? どんなに小さな一歩でも、その積み重ねがきっと、未来のあなたの大きな支えになります。

おにぎり弁当

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