散らかった部屋を卒業した私が「一日一捨て」で心まで軽くなった理由

昔の私は、完全に“とりあえず置く族”でした。
コンビニのレシート、通販の箱、コスメの試供品、読みかけの本…。とりあえず机の上、とりあえずソファの横、とりあえず床。気づいたら、部屋のあちこちが毎日フェス会場みたいにごちゃごちゃしていて、「どこから片づけたらいいの…?」とため息ばかりついていました。
片づけ本も何冊も買いましたし、SNSで話題の収納グッズもいろいろ試しました。でも、どれも「やる気がある3日間」しか続かなくて、あっという間に元通り。むしろ収納グッズの空き箱まで増えて、散らかりレベルがレベルアップする始末…。
そんな私が唯一続けられたのが、「1日1個だけ捨てる」という、ゆるすぎるくらいゆるい片づけ習慣でした。最初は「え、1個だけって意味ある?」って自分でもツッコミたくなったのですが、この小さな一歩が、気づけば部屋だけじゃなくて心の中までスッキリさせてくれたんです。
「片づけられない女」だった頃の私
「とりあえず置く」が日常になっていた毎日
正直に言うと、私は昔からズボラ寄りです。
でも、ひとり暮らしを始めてから、そのズボラさが一気に加速しました。
仕事でクタクタになって帰ってくる
→ バッグを床にポン
→ コートはソファにかけっぱなし
→ コンビニで買ったスイーツの空き容器は、とりあえずテーブルの端に
「あとで片づけよう」は、だいたい「明日」で、「明日」はだいたい「来週」になっていました。
気づけば、こんな状態が“普通”に…。
- 床の3割くらいしか見えない
- 化粧ポーチは行方不明(毎朝プチ捜索)
- なくしたと思っていたイヤホンが、数週間後に洗濯物と一緒に出てくる
- 友だちが突然遊びに来ると聞くと、瞬時に「カフェにしない?✨」と言い換える

本当は、スッキリしたお部屋で暮らしたい。
心のどこかではずっとそう思っていたのに、「私って片づけられない女なんだ…」と自分にレッテルを貼って、あきらめ半分で暮らしていました。
収納グッズを増やしたのに、散らかりが加速した話
片づけたい気持ちはちゃんとある。
だからこそ、私は“形から入るタイプ”でもありました。
- インテリア系のYouTubeを見て、同じような収納ボックスをポチる
- 無印の透明ケースを買って、「これで私もキレイに暮らせるはず」とワクワクする
- おしゃれなラベリングシールまで用意して、やる気だけは満点
でも現実はというと…
買ってきた収納グッズを、とりあえずその辺に置いたまま数日…。
ケースの中身を決められないまま、空っぽのケースだけが増えていき、むしろ「収納するためのモノ」で部屋が埋まっていくという、本末転倒な状態になっていました。
今思えば、当時の私は「モノを減らす前に、収納場所を増やそう」としていたんですよね。
だから、いくら収納グッズを買っても、
- 片づけるべきモノの量はそのまま
- どこに何を入れたか自分でもわからない
- 「とりあえず、空いてるところに突っ込む」というクセが悪化
という悪循環から抜け出せませんでした。
ここで私が痛感したのは、
片づけは“収納テクニック”よりも“モノの総量”が大事
ということ。
でも、当時の私はまだ、その「モノを減らす」ことが怖くてたまらなかったんです。
心の中まで散らかっていたあの頃のエピソード
ある日の夜、仕事でちょっと落ち込むことがあって、早めに家に帰ったときのこと。
「今日はゆっくりお風呂入って、早く寝よう」と思いながら玄関を開けた瞬間、目に飛び込んできたのは、床に転がる段ボールや紙袋たち。
洗濯物はソファに山積み、テーブルの上には開封してない書類やDMの山。
部屋を見た瞬間、疲れが一気にドッと押し寄せて、「ああ、私、何やってるんだろう…」って、玄関でそのまま座り込んでしまいました。
「片づけなきゃ」とは思うのに、体が動かない。
片づけられない自分に、どんどん自己嫌悪がたまっていって、
- 「私って、ちゃんとした大人になれてない気がする」
- 「こんな部屋見られたら、婚活うまくいくわけないよね」
- 「部屋と一緒に、心までぐちゃぐちゃになってる感じがする」
そんなふうに、自分を責めるクセまでついていました。
今振り返ると、あの頃の散らかった部屋は、私の心の状態そのものでした。
忙しさや不安や、見たくない感情を、モノの下に埋めていくみたいに。
もし今、このブログを読んでいるあなたが「片づけできない自分が嫌い」と感じているなら、それはきっと、真面目に頑張ってきた証拠でもあると思うんです。
「できない自分」を責める前に、「ここまで頑張ってきた自分、えらい」と、そっと認めてあげてほしい。
そうじゃないと、新しい一歩を踏み出すエネルギーも、なかなか湧いてこないから。
「1日1個だけ捨てる」を始めたきっかけと続け方


完璧主義を捨てて、ハードルを思いきり下げてみた
ここまで読むと、「で、どうやって片づけられるようになったの?」って思いますよね。
私が変わるきっかけになったのは、とても小さな一言でした。
ある日、SNSで見かけたのが、
「一日一捨て」という言葉。
「1日1個だけモノを捨てる」という、びっくりするくらいシンプルなルール。
最初は正直、「それだけで変わる?」「いやいや、私の部屋、1日1個どころじゃ片づけ必要なんだが?」とツッコミしかなかったです。
でも同時に、どこかホッとした気持ちにもなりました。
- 「今日はクローゼット全部やる!」みたいな無茶な目標じゃない
- 「土日に一気に片づけ」じゃなくて、毎日ちょっとでいい
- 何時間もかける必要がない
これなら、仕事で疲れて帰ってきた夜でも、
「1個だけなら…やってみようかな」と思えたんです。
私はここで、片づけに対する考え方をガラッと変えることにしました。
片づけ=一気にやるイベント
ではなく
片づけ=毎日ちょっとずつ積み上げる“習慣”
にすること。
完璧主義をいったん横に置いたことで、やっとスタートラインに立てた気がしました。
実際にやっていた「1日1捨て」のルールとやり方
とはいえ、「1日1個捨てる」って、具体的にどうやるの?と思いますよね。
私が実際にやっていたルールは、とてもゆるくてこんな感じです。
私の「一日一捨て」3つのマイルール
- ルール①:何でもOK。とにかく1個以上手放せばクリア
- レシート1枚でも、ボロボロの靴下でも、読み終わったフリーペーパーでもOK
- ルール②:捨てるものは、その日の気分で選んでいい
- 「今日はキッチン」「今日はバッグの中」など、テーマを無理に決めない
- ルール③:できなかった日があっても自分を責めない
- 2日サボったら翌日に3個捨てて帳尻合わせるのもアリ
最初の1週間で捨てたものは、本当にささいなものばかりでした。
- ポケットから出てきた、よくわからないレシート
- 期限が切れたポイントカード
- もう使っていない試供品
- なぜか取っておいた、通販の箱のフタ
「こんなの捨てても変わらないでしょ」と思いながらも、
1個捨てるたびに、ちょっとだけ胸の奥が軽くなる感覚がありました。
実際にどんなふうに変わっていったか(途中経過を表で)
途中から、変化がわかりやすいように、ざっくり自分の部屋の状態をメモしていました。
| 時期 | 床の見える割合 | 気分 | よく捨てていたもの |
|---|---|---|---|
| 始めた直後(1週目) | 約30% | 「本当に変わるのかな…?」と半信半疑 | レシート、DM、使いかけの試供品 |
| 1か月目 | 約50% | 「あれ、前より歩きやすいかも?」 | 空き箱、紙袋、壊れたヘアアクセ |
| 3か月目 | 約70〜80% | 「帰宅した瞬間ホッとする…!」 | 着ていない服、古い書類、使わない雑貨 |
こうして振り返ってみると、「捨てたモノの量」よりも、
「自分はちゃんと前に進んでいる」という実感のほうが大きかったなと思います。
小さな習慣が、心と部屋にじわじわ効いてきた
「一日一捨て」を続けているうちに、目に見える変化以外にも、いろいろな“心の動き”が出てきました。
最初の1か月くらいは、捨てるものを探すのさえ面倒で、
「今日は何を手放そう…」と、部屋の中をウロウロしながら、ため息をつく日もありました。
でも、続けるうちに、こんな変化が出てきたんです。
- モノを買う前に「これ、捨てるときのこと想像できる?」と自分に聞くようになった
- 「とりあえず取っておく」が減って、「とりあえず捨てる」が増えてきた
- 「あの頃より、ちょっとだけちゃんと暮らせてるじゃん」と思える瞬間が増えた
ある日、仕事ですごく疲れて帰ってきたとき。
玄関を開けた瞬間に、「あ、床が見える…」とふと気づきました。
靴もきちんとそろっていて、段ボールも山積みじゃない。
その景色を見た瞬間、なぜかわからないけれど、じんわり涙が出てきたんです。
「私、ちゃんと変われてるんだな」って。
私にとって「一日一捨て」は、
単にモノを減らすための習慣ではなくて、
「片づけられない女」のままでいる自分から、
少しずつ卒業していくための、小さな儀式
みたいなものになっていきました。
今、このブログを読んでくれているあなたは、
もし「私もやってみようかな」と思ったとしたら、最初の一歩として、今この瞬間に、目の前の何か1つを手放してみませんか?
- 使っていないポイントカード
- 読む予定のないフリーペーパー
- ボロボロになったヘアゴム
どんな小さなものでも大丈夫です。
それが、これからのあなたの暮らしを変える“スイッチ”になるかもしれません🌼
部屋が片づいたら、人生まで整いはじめた話


床が見えるだけで、自己肯定感が上がった
「部屋が片づくと人生が変わる」って、よく聞きませんか?
正直、昔の私は「そんな大げさな」と思っていました。
でも、自分の部屋がだんだんスッキリしてきたとき、
「あ、これって本当かもしれない」と感じる瞬間が何度もありました。
朝、目が覚めてベッドから起き上がったとき。
前は、足の踏み場を探しながら、床のものを避けて歩いていました。
今は、ちゃんと床が見えていて、スリッパも定位置にある。
その小さな違いが、思っていた以上に大きかったんです。
- 朝から「片づけなきゃ…」と自己嫌悪でスタートしなくて済む
- 「昨日の自分、ちゃんとやっててえらい」と思える
- なんとなく、メイクや服選びも前向きになってくる
「できていない自分」よりも
「ちゃんと進んでいる自分」に目を向けられるようになると、
少しずつ自己肯定感も回復していきました。
片づけって、モノだけの話じゃなくて、
「自分をどう扱うか」というテーマにもつながっているんだなと、しみじみ感じています。
時間、お金、人間関係…部屋が整うと一緒に変わったもの
部屋が散らかっていたとき、私はいろんなことを「探す時間」で消耗していました。
- 朝の「鍵どこ?」タイム
- 書類の山から欲しいものを発掘する作業
- 同じようなリップを何本も買ってしまう悲劇
でも、部屋がスッキリしてくると、自然とこんな変化が出てきました。
- 鍵や定期、よく使うコスメの「定位置」が決まる
- 必要なものがすぐ見つかるから、イライラが減る
- 在庫が見えるので、無駄買いが減る
それをざっくりまとめると、こんな感じです。
| 領域 | Before(散らかり時代) | After(一日一捨て習慣後) |
|---|---|---|
| 時間 | 物探しに毎日10〜15分消耗 | 探し物ほぼゼロ。朝の準備がスムーズに |
| お金 | 同じ物をダブり買い、セールで衝動買い | 家にある物が見えるので、必要な物だけ買うように |
| 人間関係 | 人を部屋に呼べず、どこか後ろめたい気持ち | 「いつでも来ていいよ」と言える余裕が生まれた |
| メンタル | 自己嫌悪・「ちゃんとしてない」感でいっぱい | 「今の自分、わりと悪くないかも」と思える日が増えた |
特に、人間関係の変化は大きかったです。
以前は、誰かに「家行っていい?」と言われると、
「え、困る…!」と内心大パニック。
だから、ついカフェや外飲みに誘い直していました。
それ自体は楽しいけれど、どこか「本当の自分の生活」を見せられないような、寂しさもありました。
今は、仲の良い友だちにだったら、
「全然狭いけど、それでもよければおいで〜」と言えるようになりました。
自分の生活をそのまま見せられるって、想像以上に心がラクなんだな、と実感しています。
「一日一捨て」が教えてくれた、自分との向き合い方
片づけを続けていくなかで、私が一番驚いたのは、
“捨てるモノを選ぶ時間”が、自分と向き合う時間になっていったことです。
例えば、クローゼットから出てきた、昔買ったけどほとんど着ていないワンピース。
タグがついたままのそれを手に取ったとき、ただの服以上の意味が頭をよぎりました。
- 「これを買ったとき、どんな気分だったっけ?」
- 「誰かにかわいいと思われたくて選んだのかな?」
- 「今の私、本当にこれを着たい?」
ただモノを捨てるだけじゃなくて、
昔の自分の価値観や、憧れや、コンプレックスと向き合う時間にもなっていたんです。
同じように、読みかけの本や、途中で挫折したノート、いつかやろうと思っていた趣味の道具…。
どれも、「あのとき頑張りたかった私」の足跡みたいなもの。
それらを手放すとき、私は必ず「ありがとう」と心の中でつぶやくようにしています。
- あのときの私が、何かを変えたくて手を伸ばした証
- 今の私には合わなくなったけれど、そこを通ったから今がある
- 手放すことで、新しいスペースと時間が生まれる
片づけって、
“過去の自分を否定してリセットする作業”ではなくて、
「あのときの自分も認めながら、今の自分を大事に選び直すプロセス」
なんだと思うようになりました。
もし、今あなたの部屋が散らかっていても、
それは「ダメな人間の証拠」なんかじゃありません。
ただ、少しだけ頑張りすぎて、
モノたちに心のスペースを乗っ取られているだけかもしれません。
一日一個の「手放す」を通して、
あなたが、あなた自身のペースで、自分の人生を整え直していけますように🌙
おわりに:片づけられない自分を、やさしく卒業していこう
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
きっとあなたも、片づけや暮らし方について、どこかモヤモヤを抱えているから、このブログにたどり着いてくれたのかなと思います。
最後に、少しだけ私の“ささやかな感動エピソード”を聞いてください。
ある休日の朝。
ゆっくり寝坊して、いつものようにベッドからむくっと起き上がったとき、ふと部屋を見渡してみました。
床には、もう段ボールの山も、服の雪崩もありません。
テーブルの上には、昨晩読みかけの本と、飲みかけのハーブティーのマグカップがひとつ。
カーテンを開けると、やわらかい光が入ってきて、
それが、片づいた部屋のあちこちにふんわり落ちていました。
その景色を見た瞬間、
「あ、私の暮らし、ちゃんと好きになれてるかも」と思ったんです。
昔は、休みの日になると、
「片づけなきゃ…」「何から手をつければいいの…」と、部屋を見渡してため息からスタートしていました。
でも今は、同じ休日の朝でも、
「今日は何して過ごそうかな」「どんなごはん作ろうかな」と、
未来のことを考えてワクワクできるようになりました。
これは決して、私が急に“キラキラな完璧女子”になったわけではありません。
相変わらずズボラだし、忙しい日が続けば洗い物が少したまることもあります(笑)
ただ一つ変わったのは、
「片づけられない女だからダメなんだ」ではなく
「一日一個でも、ちゃんと前に進んでいる私、えらい」
と、自分を認めてあげられるようになったこと。
このブログを読んでくれているあなたにも、
そんな“やさしい視線”を、自分自身に向けてあげてほしいなと思います。
もしよかったら、この記事を読み終わったあと、
スマホを置いて、部屋の中をぐるっと見渡してみてください。
そして、心の中でこうつぶやいてみてください。
- 「今から、一日一個だけ捨ててみよう」
- 「今日はこれを手放してみようかな」
- 「完璧じゃなくていい。ちょっとだけ、進めたらそれで花丸」
たったそれだけで、あなたの部屋と心は、
数か月後、きっと今とは違う景色になっているはずです。
そして、そんなあなたの変化を、私はこれからもこのブログで一緒に見守っていきたいなと思っています。
「片づけ」「暮らし」「自分を整えること」について、ほかの記事でもいろいろ書いているので、よかったらこのまま、もう1記事だけのぞいていってくださいね🌷
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
今日のあなたの一日が、少しだけ軽やかで、やさしいものでありますように。











